どんな種類があるの?トラックドライバーの仕事について紹介


仕事の幅が広がる!大型トラックドライバー

運転が好きな人のなかには、トラックドライバーの仕事に就きたい人も多いでしょう。ドライバーの仕事は、取得している免許に応じて変わってきます。たとえば、大型トラックのドライバーになりたければ、第一種大型自動車免許を取得しなければいけません。この免許があれば、車両総重量11トン以上の大型トラックが運転できるようになります。ただし、21歳未満の場合は受験できず、3年以上の運転経験が求められるので、誰でもすぐ受験できるわけではありません。しかし、大型自動車免許を取得すると、普通自動車や中型自動車、小型特殊自動車の運転も可能になるため、仕事の幅が大きく広がります。高度な運転技術が必要な大型トラックのドライバーは、高い月給を提示している会社が多く、高収入を望む人に適しています。

建設業界・製造業界でもニーズがある中型トラック

中型自動車免許を取得すると、車両総重量11トン未満の中型トラックを運転することができます。運送業界で「4トントラック」と呼ばれる車両を運転するためには、この免許が必要です。4トントラックとは、車両総重量8トン未満で最大積載量5トン未満のトラックです。このトラックは、家具や木材などの大きな物品を運ぶ際に役立ちます。運送業界はもちろん、建設業界や製造業界でも重宝されます。運送会社に限らず、ほかの業界のドライバーに挑戦してみたい人にも適しているでしょう。中型自動車免許を受験するには、年齢が20歳以上で、普通自動車免許または大型特殊免許を所有している期間が2年以上、という条件があります。なお、ドライバーの求人には、即戦力として一定の経験年数が必要なケースもありますが、未経験者が応募可能な求人も見られます。

コンビニなどへの配送に重宝される小型トラック

中型自動車免許を取得していない人でも、普通自動車免許の所有者であれば車両総重量5トン未満のトラックを運転できます。普通自動車免許を所有していれば運転できることから、5トン未満のトラックのドライバーは、異業種からドライバーに転職したい人にも挑戦しやすいといえるでしょう。また、高校を卒業してすぐ働き始めたい人にも向いているといえます。このサイズの小型トラックには、小回りが利くという特徴があります。そのため、コンビニや商店に商品を配送する目的で活用されるケースが多く、地方だけでなく都市でも重宝されています。なお、将来的に大型や中型自動車免許を受験する予定なら、一定の免許保有年数が必要になるので、なるべく早めに普通自動車免許を取得しておいたほうが良いでしょう。

いろいろな職業がありますがトラックドライバーの求人は、年齢や性別を問わずに豊富にあります。他の職種よりも働き方が自由な一面があり、週に一回の勤務でも雇ってもらえることがあります。